今日で地元(故郷)へ帰還して1年が経ちました。
引っ越し後の慌ただしさが落ち着いた頃から新型コロナウイルスが猛威を振るい始め、仕事(収入)には直接的な影響は無いものの、全国的な自粛ムードの閉塞感で気分が少々滅入りがちだった、この1年。
でも都会から地元に戻ると不便かも…と思いきや、もともと一人で自宅での仕事なのであまり変わらず。生活に必要な買い物は徒歩10分圏内でほぼ間に合うし、それ以外はネット購入でも済む。自粛ムードも手伝って帰還後1年間で電車に乗ったのは4回(4往復)だけ。
東・北・西と我が町の三方を囲む山々(東京スカイツリーより低いけど)の緑。鉄道唱歌でもその眺めを称えられた南に面する三河湾。高い建物が少ないため広く見渡せる空。20時には大半のお店が閉まり人も車も少ない静かな夜(たまにバイクがうるさいけど)等々。子供の頃には当たり前だった故に気が付かなかった事柄が、今は心地良く感じられます。
横浜にいまいち馴染めなかった理由が少し分かったかも…
「自分は本当に横浜で31年間暮らしたのかな?」と、たった1年前までの体験が時折遠く薄れて行く気もするのです。