バイク技術研究所
YS-11Gツアラー・Xパッケージ

YS-11Gツアラー・Xパッケージ

タイヤサイズは14インチ。自転車本体の重量は8.9kg。それにオプションのキャスター付き荷台と前後輪の泥よけをつけても10.5kg弱の軽さ。車体のフレームの材質は超々ジュラルミン。かつて、あのゼロ戦にも使われた合金です。その表面を硬質アルマイト処理を施したり、特別な溶接法を用いたりと、素人の自分にはよく分からない技術が盛り込まれた自転車です。
折りたたむとこんな感じ。


オプションの荷台により縦置きが出来る上、キャスターで引いて運べます。この「引いて運べる」が購入ポイント。愛車・ドッペルくんも16インチ小径車としては軽量で、実際大阪まで輪行したこともありますが、折りたたみ時の機動性は比べものになりません。混雑した駅などでの移動は、肩にかけるより安全です。
輪行袋に入れてみる。


大きさを比較するため、泊まり込みの仕事に出かけるときに使うバッグを右隣に置いてみました。これならラッシュ時以外の電車やバスに持って乗っても邪魔にも迷惑にもなりませんね。
ちなみに『YS-11』の名称は同名の戦後初の国産旅客機からつけられています。このバイク技術研究所は旅客機YS-11の製造会社(日本航空機製造)に2年、トヨタ自動車に32年の開発経験を生かして設立(サイトより)されたそうです。航空機にも使われる素材を用いているのも頷けます。購入の際、試乗のためショールームを伺ったのですが、購入手続き後、この自転車に対するこだわりや愛情を熱く語る社長さんに、技術者魂を感じましたよ(会話が盛り上がって、なかなか帰らせてくれなかった…笑・楽しかったけど)。
ドッペルくんと一緒。

自転車を2台も持ってどうしよう?

自転車を2台も持ってどうしよう?
行楽の秋なので、このYS-11を連れてどこか遠くにでも出かけたいな…と思うのですが(そのために買ったんだし)、購入してお金がない(値段はドッペルくん購入値段の約4倍とちょっと高め)という矛盾が…(笑)。ま、しばらくは近場で我慢しましょう。